税理士:広瀬税務会計事務所(大阪府大阪市中央区)

簿記(借入金)

営業を続けていくと、何らかの形で”借入れ”を必要とする場合があります。親族から、友人から、あるいは金融機関からといった相手先が考えられます。

実務では、金融機関からの借入分は”長期借入金(ちょうきかりいれきん)”それ以外は”短期借入金(たんきかりいれきん)”として処理します。両者の厳密な定義はありますが、このように分類して差し支えないと思います。

「 銀行から100万円借り入れ、預金に入金した。 」 さて仕訳は?

(普通預金)100万円 /  (長期借入金)100万円

となります。が、実際は”利息”をとられますよね!この利息の金額を1万円とすると、預金への入金額は、99万円に減ります。仕訳は、

(普通預金)99万円 / (長期借入金)100万円
(支払利息) 1万円 /

■振替伝票 7
金  額
借  方
適  用
貸  方
金  額

990,000

普通預金

銀行より借入れ

長期借入金

1,000,000

10,000

支払利息

同  利息

   
         


さて、この借入金。借りっぱなしにするわけにはいきません。当然、返済するわけですが、ここでは5回払いとして、毎回の利息の額を1万円とします。

「 元金20万円と利息1万円を預金から返済した。 」という仕訳は、

(長期借入金)20万円 / (普通預金)21万円
(支払利息) 1万円 /

■振替伝票 8
金  額
借  方
適  用
貸  方
金  額

200,000

長期借入金

借入金の返済

普通預金

210,000

10,000

支払利息

同  利息

   
         


となります。支払いは、元金と利息の両方ですので、21万円が貸方の預金より出金、相手科目は、 元金と利息になるわけです。

ポイント5  借入金の処理は、元金と利息を必ず分けること。

以上の流れは、基本的に短期借入金も同じです。
この借入金、最近では金融機関の「貸し渋り」により、なかなか貸してもらえません。
借りるときに、試算表や財務諸表の提出を求められ、さらに今後の経営計画や財務予測 なども問われるようです。

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